私の癌の経験等

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私の癌との闘いについて…

令和元年に、肺腺癌ステージ3Aと診断されました。医師から告げられた瞬間、心臓が締め付けられるような感覚に襲われました。「まさか自分が」と、頭の中は混乱し、心の中の恐怖が渦巻いていました。最初は受け入れられなかった気持ちも、時間が経つにつれて少しずつ自分の現実として受け入れることができるようになりました。 5年生存率、25%と診断されて…2ヶ月の入院、この時、僧侶として活動しており、慈明庵もあり[なぜ、俺が]と言う気持ちでした。でも立ち止まってるわけにはいかず治療を行う決意をしました。
治療が始まると、選択肢がたくさんあることに気づきました。手術、放射線治療、抗がん剤治療、免疫療法…。それぞれの治療法にはメリットとデメリットがあり、どれを選ぶか…迷い、私が経験した治療法はどれも簡単ではありませんでした。副作用に悩まされる日々もありましたが、その中でも「治療を続ける意味」を見つけることができました。

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師僧からのお言葉…

私の師僧は、法力のあるお方で、入院、数日前、[病中は、最大の修行やぞ]とお前は、荒行が好きやろと有名な密教僧の本を読ませてくと同じ事が、書かれており,その方は5回も癌になられて、医者からは[○○さんは、癌をたのしまれてるようですね]とそして、入院前日、師僧が、護摩を焚いて頂き、その時言われたのが[奥本、わしに、まかしておけ]と本当にありがたかったです。治療中、心の支えがどれほど大切かを痛感しました。前向きな気持ちを取り戻すことができました。だからこそ、周囲のサポートを受け入れることが重要だと強く感じています。

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その後の再発…

治療を終え、しばらくは平穏な日々が訪れたかに見えました。しかし、1年後に定期検査で再発の知らせが告げられたとき、私は再び絶望感に襲われました。「また戦わなければならないのか」と思った瞬間、心が折れそうになりました。しかし、再発したからこそ見える景色があるはずだと自分に言い聞かせることにしました。

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治療を続ける決意

再発を経験した私は、以前よりも自分自身を大切にするようになりました。健康を意識し、食生活や運動に気を使い、ストレスを減らすための時間を大切にするようになりました。癌との闘いは決して容易ではありませんが、希望の光を見つける事の重要性やそれだけではなく癌でも人生を楽しむ事が出来ると癌になる前よりも私自身前向きになれたのです。これからも続く辛い治療も今では前向きに積極的に行えています。

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治ると信じ治療を続けます。

この私の体験をホームページに載せるのは、悩みました。癌は肉体も辛い…精神面、本当に辛い、自害されるかたがいるくらいです。
私も、約5年間悩み、今も自問自答の日々です。私の体験が、参考になり、生きると言う気持ちになっていただければとの思いから表に出しにくい事を出させて頂きました。

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一人で悩み続けないで欲しい

癌になったからこそ分かる事がある、一人で悩んでもしいるのでしたらいつでもお気軽にご相談ください。当サイトではあなたを一人にする事はしません。辛い時、さみしい時、不安な時、是非私を頼ってください。





癌宣告をうけて、癌=死と考え、死が目の前に来ました。そして恐怖でした…その時、なぜ、恐怖なんだろうと思うようになりました。それは、癌に対する知識がないから。
そして、考えかたの角度をかえると…自問自答しました。
医療のアドバイスはできませんが、精神的なアドバイスはできるのかなと、何処まで、満足できるような、お話ができるかわかりませんが私、個人の考えかたになりますがお役にたてればと思います。